マシューさんの案内する、POP-UP絵本ミュージアム


昨年の「ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展」から約1年。
大好評につき、今年のクリスマスもまたやってきました。
心もはずむポップアップ絵本の作品展、第2弾! ワクワク胸を躍らせながら行ってきました。
今回はロバート・サブダさんとの共作もしているマシュー・ラインハートさんの作品を中心に、サブダさんの新作「ナルニア国物語」から、マシューさんの新作「STARWARS」まで、たくさんの作品をなんとマシューさん自ら案内してくれました。

まずは入り口、ロバート・サブダコーナー。
マシューさんのご挨拶のあと、この冬アメリカで発刊されるサブダの最新作「ナルニア国物語」を、日本で一早く公開。

この作品展の目玉でもある、注目ページを拡大した巨大ポップアップや
制作過程のラフ絵、組み立てている途中の作品などなど、あらゆる角度からこの絵本を楽しめるコーナーになっています。


←ボタンを押すと、ページが開いてポップアップが飛び出すのです!

平面ではないポップアップならではのポイントは、立体的にどこからでも眺めて楽しめること。
この森のシーンでは森の奥の方までつくりこんであるので、ぜひじっくり覗き込んでみてほしいとか。

↓このページでは、ページを開くと馬が駆ける!なんとも臨場感あふれるシーンです。 

 
←ライオンが吠えるシーンの制作過程。
何度も何度も作りなおしながら、完成形に近づいていくのですね。

→ひとつひとつのページに使われているパーツの多さは想像以上!!
何がどこにあってそうなるのか、難解で全然わかりません…。

 

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さて、今度はロバート・サブダ&マシュー・ラインハート共作コーナー。
前回の作品展でも大注目だった、恐竜やサメが満点の迫力で飛び出してくるポップアップ絵本、「太古の世界・三部作」。
実はこれ、サブダさんとマシューさんの共同作品だったのです。


ページをひらくと、とんでもない大きさでトラやマンモス、サメ、恐竜が現れます。
まるで、本当に襲いかかって来そうな迫力。
こんなのが出てくるのも信じられないけど、本を閉じるときにまたこれがページ内に収まるなんて、とてもとても信じられません…。


→ページを開くときには、ただ飛び出すだけではなくて、それぞれの動物の飛び出し方にも工夫が。
マンモスのページでは、本を開いた人の方にマンモスが鼻を にゅーっと伸ばすように出てくるんですよ! (マシューさん力説)







←マシューさんの手がける絵本のひとつの特徴は、彼の作り出す色彩の鮮やかさ。マンモスや恐竜の独特な模様は、こうやってひとつひとつ手作りで作られているんですね!
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そして さあさあお待ちかね。いよいよマシュー・ラインハートさんのコーナーです。
マシューさんの最新作の「STARWARS」と、「シンデレラ」、「ジャングルブック」の3作品を中心に紹介されています。

まずは、自身が大ファンだという、
スターウォーズ
毎日毎日これだけのことを考えて9ヶ月かけて作ったというこの作品、なるほど… スターウォーズ好きも思わずうなる、あんな仕掛けやこんな 仕掛けがいっぱい・・・!

一番の見所、ダースベイダーのページでは、ライトセーバーが光る!マスクが動く!
そしてよく見ると、マスクの下からあの素顔がチラリと覗く・・・!
これはもう、直接見るしかありません。
他のページもとても細かいところまでディティールに凝っていて、思わずため息が出ます。



隣は、女の子の夢(?)、シンデレラ
ふんわり広がるスカートや、馬をたくさん繋いだカボチャの馬車。
マシューさんは、この馬車の丸みを出すのにとても苦労したそうです。
しかしこの6頭の馬も充分すごいです。
何度も言いますが、本当にこれが絵本から飛び出てくるとは、とてもとても信じられ
ません。

このシンデレラの絵本もポップアップの動き方に凝っていて、舞踏会の準備のページでは、シンデレラがコルセットを 締めるシーンで紐をひっぱっていたり、お姉さんが カツラを頭にのせたり、とてもユーモラス。

 


写真にはありませんが、王子様のお城のページで城の中にいる人たちのイラストはマシューさんの家族の子どもたちが描き、 庭を走り回っている3羽のウサギは、実際にマシューさん宅で飼われているウサギなんだとか。
マシューさんが、とても楽しんで作っている様子が伝わってきます。


最後はジャングルブック
サル山のページでは、ページを開くとなんと高さ70cmを悠に超える大きなタワーが出現。
サルを除いて30ピースくらいのパーツで作られているそう。
そして写真では分かりませんが、サルたちの質感(紙質)にもこだわったようなので、本を手に取る機会があったら、要注目!
驚くのは、ポップアップだけではなくこれらの絵すべてをマシューさん自身が描いているということ。
大学時代動物学を専攻していたというマシューさん。大好きな動物がたくさん出てくる絵本を作れたことは、夢が叶ったようなものだ、とおっしゃっていました。出てくる動物たちも、みんな生き生きとしています。

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わくわくするようなポップアップの世界、体験していただけましたか?
この作品展、クリスマスまで開催しているので気になった貴方は是非行ってみることをオススメします。
作品展が終わっても、全国の書店でロバート・サブダさんやマシュー・ラインハートさんの本は見ることができますし、世界中にはたくさんのポップアップ絵本が溢れています。 目を光らせて、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

ロバート・サブダ&マシュー・ラインハート
POP-UP絵本ミュージアム  
詳細>>

2007年12月12日(水)〜12月25日(火)
午前10時〜午後9時まで
(入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料)
西武池袋本店イルムス館2F 西武ギャラリーにて 開催終了